こんにちは!自然とサウナ大好きハルコです。
ここでは20年以上住んでいた首都圏から信州へ移住をした経緯や、日々の出来事、移住をして感じたことなどを紹介していきます。
また、移住に必要な情報や原体験を発信することで、豊かな生活を実現できることを目指しています!
今回は長野の絶景!『阿寺ブルー』とよばれるエメラルドグリーンが美しい川や深い緑に囲まれた自然スポットである、阿寺渓谷のオススメの歩き方と行く際の注意点について紹介して行きます!
どこを切り取っても絵になる!阿寺渓谷とは

阿寺渓谷(あてらけいこく)とは、長野県大桑村野尻にある透明度の高い美しい渓流と豊かな自然が魅力の人気観光スポットです。
長野の一級河川、木曾川の支流のひとつでもある阿寺川の源流の砂小屋山から発している阿寺渓谷は、全長約15km続いており、渓谷の両岸には常緑針葉樹林の木曽五木が育っています。
特に渓谷全体を流れる清流は『阿寺ブルー』と呼ばれ、エメラルドグリーンの水が特徴的で、訪れる人々を魅了します。また、アウトドアスポットしてハイキングや川遊びが楽しめるほか、キャンプ場もあるので大人から子どもまで楽しめます。
また、「日本遺産の構成文化財」に認定されており、四季折々の美しい風景と清らかな水の流れを楽しめる、自然好きには見逃せない場所となっています!
阿寺渓谷の見どころやオススメの歩き方を紹介

今回はオススメスポットもふまえて自作で地図にまとめてみましたので、各スポット情報と徒歩での所要時間をご紹介していきます!
あくまでも簡易地図なので実際はこんな直線ではなく曲がりくねっていますが、渓谷内は綺麗に整備されていてスポットごとに看板が立てられています。

ちなみに私が実際に歩いたのは阿寺渓谷入口から中八丁吊り橋までの片道約4kmの70分コースです!
阿寺渓谷 歩行時間目安
- 阿寺渓谷〜狸ケ淵 約2.5km (徒歩約45分)
- 狸ケ淵〜赤彦駐車場 約1km (徒歩約15分)
- 阿寺渓谷〜六段の滝 約3.9km (徒歩約60分)
- 赤彦駐車場〜六段の滝〜中八丁吊り橋 (徒歩約30分)
阿寺渓谷 オススメスポット①
阿寺渓谷入口

阿寺渓谷は入口から既に絶景です!ここから阿寺渓谷までの6.3kmまで渓谷美が広がっています。
ここは比較的浅瀬なので川遊びもできるので、夏休みは多くの人で賑わっているそうです。

“阿寺川はどんなに雨が降っても濁らない”と言われているように、条件さえ合えばエメラルドグリーンの清流を見れます。
入口から少し進んだところで渓谷美を見れるので、気軽に立ち寄れ楽しむこともできます!
阿寺渓谷 オススメスポット②
森林鉄道跡

ここは60年程前まで森林鉄道が走っていて材木を運んでいたそう。役目を終えた線路は今もなお面影を残しながら、渓谷美とともに景色を楽しむことができます。
阿寺渓谷 オススメスポット③
狸ケ淵

阿寺渓谷内のエメラルドグリーンがよく見れるオススメスポット、狸ケ淵です!
渓谷には様々な動物が棲んでいたと言われており、そのため動物の名前の淵が多くあるそうです。その中でも狸や狐は人を化かしたと伝えられてきました。
この阿寺渓谷の狸ヶ淵は、狸や狐が化身の出来映えを確認しようとこのような名前が付けられ、鏡として使われるほど水が綺麗であることが由来で名付けられたそうです。

間近にみるとさらにわかるこの透明度!川の深さと深さと清流の穏やかさもあり、この綺麗な光景が見れるのかもしれませんね!
阿寺渓谷 オススメスポット④
犬帰りの淵

阿寺渓谷の犬帰りの淵は橋の上から眺めるスポットとなっています。
名前の由来は猟師たちが犬を連れてこの谷に分け入りましたが、険しい断崖絶壁のため犬は恐れて渡ることができず引き返したと語り継げられたそうです。
橋の上からみても伝わる巨石と絶壁は美しさもありながらも少し自然の壮大さも感じられます!
阿寺渓谷 オススメスポット⑤
樽ケ沢の淵

樽ケ沢の滝は橋の真下から滝つぼへ流れ落ちている、珍しい滝となっています。
写真は橋の上からウォータースライダーのように流れる滝を見ることができます!
阿寺渓谷 オススメスポット⑥
赤彦吊り橋

赤彦吊り橋から中八丁吊り橋まで遊歩道が整備され、阿寺渓谷ならではの自然散策をすることができます!

赤彦吊り橋から六段の滝、ウナリ島、中八丁吊り橋と約30分弱のコースとなっています。
一部遊歩道は舗装されておらず傾斜が急なところもあるので、注意しながら歩きましょう!
阿寺渓谷 オススメスポット⑦
六段の滝

こちらも阿寺渓谷ならではの珍しい自然美、六段の滝は林の中に六段続き滝があります。

遊歩道の中に進んでも迫力ある六段の滝も眺めることができ、マイナスイオンを感じることができます。
阿寺渓谷 オススメスポット⑧
中八丁吊り橋

阿寺渓谷散策もクライマックス、中八丁吊り橋へ!

遊歩道の中には看板が設置されているので、それに従って行けば辿り着くことができます!

私は中八丁吊り橋までで折り返してしまいましたが、阿寺渓谷キャンプ場まで他にも見どころは沢山あります!
車でも行くことはできますが、せっかく行くなら歩きをオススメします。四季折々の自然風景や空気を感じながら、のんびり歩くことでリフレッシュすること間違いなしです!
阿寺渓谷に行く際の注意点!駐車場やマイカー規制について
阿寺渓谷入口からキャンプ場までは基本的に徒歩、車とどちらで行くことも可能ですが、一部期間はマイカー規制がかかることもあります。
ここからは阿寺渓谷に行く際の注意点として、駐車場やマイカー規制時期に関して紹介していきます!
阿寺渓谷 車で移動することも可能
夏季や秋季のマイカー規制されている期間以外は、阿寺渓谷入口からキャンプ場までの6.3kmを車で見学することができます。

渓谷内の道路は基本的に整備されているので走りやすくなっていますが、一部道が狭い箇所もあるのですれ違いには注意が必要です。
また、渓谷内には各名所の案内看板が設置されているので、都度地図を確認することなく名所を見学することができます。

阿寺渓谷 夏季や秋季マイカー規制があるので注意!

阿寺渓谷は観光シーズン混雑緩和と環境保護のために、特定期間に終日車両進入規制を実施されることがあります。ちなみに2024年は7月中旬から8月末頃までと9月3連休が規制対象期間でした!
規制期間は渓谷の入口やその周辺で車両進入が制限されることがあり、観光客は指定駐車場に車を停めて徒歩で楽しむかシャトルバスで移動する必要があります。

シャトルバス乗降場所はフォレスパ木曽あてら荘や第一駐車場がある箇所から、阿寺渓谷入口(帰りのみ途中下車可能)、狸ケ淵(行きのみ途中下車可能)、赤彦駐車場となっています。

規制詳細やシャトル場所運行に関しては、阿寺渓谷の観光情報や自治体のウェブサイトで確認しましょう!
阿寺渓谷 駐車場はどこ?
阿寺渓谷の駐車場は入口付近に3つと赤彦駐車場(規制期間は対象外)があります。

今回私は車両進入規制期間に行きましたので、第2駐車場に停めて徒歩で阿寺渓谷を散策しました!
午前10時前に行きましたが既に満車近いくらい停まっていましたので、午前中に行くことをオススメします。ちなみに料金は1日1,000円となっています。
阿寺渓谷の行き方は?アクセスは車がオススメ
【車の場合】
東京方面
中央道伊那IC〜権兵衛トンネル経由・国道19号 約90分
長野方面
長野道塩尻IC〜国道20号塩尻市街方面〜国道19号 約100分
名古屋方面
中央道中津川IC〜国道19号木曽・松本方面 約50分
【公共交通機関の場合】
東京方面
JR特急あずさ「新宿駅」〜JR中央本線「塩尻駅」〜JR中央本線「野尻駅」約140分
徒歩約20分で阿寺渓谷入口へ
名古屋方面
JR特急しなの「名古屋駅」〜JR中央本線「中津駅」〜JR中央本線「野尻駅」約90分
徒歩約20分で阿寺渓谷入口へ
阿寺渓谷を見るベストタイミングは? 天気とオススメ時間帯
阿寺渓谷の澄んだエメラルドグリーンを見に行きたいのであれば、天気が良いことも条件としては重要です!
特に前日の天気が晴れということ、オススメ時間帯は午前中が良いそうです!実際に9月下旬の午前中に行ったとき、綺麗な清流をみることができました!

天気予報を前日にしっかりチェックして、当日はぜひ早起きして行きましょう。
服装に関しては、夏は涼しさを感じやすい薄手の衣類と念のための羽織ものを持っていくのがベストです!また、阿寺渓谷は足元が滑りやすい岩場が多いため、歩きやすいトレッキングシューズやスニーカーで行くといいでしょう。
これからの秋の季節は重ね着できる服装を心掛け、寒さ対策を忘れずに!
阿寺渓谷のオススメ季節!紅葉の時期はいつ?
阿寺渓谷は四季折々の美しい自然が楽しめるスポットになっておりますが、特に新緑の夏と紅葉が綺麗な秋がオススメです!
- 新緑の季節(5月頃〜9月頃)
夏の阿寺渓谷は何よりも透き通ったエメラルドグリーンの水が特徴で、『阿寺ブルー』と呼ばれています。清流と緑に囲まれた涼しい空間は避暑地スポットはもちろん、長野県で一度は行ってみたい絶景と言われているほどです。また、緑深い木々と岩場を流れる清らかな水の音が心地よく、リフレッシュしたい方にとって絶好のスポットとなっています。
- 紅葉の季節(10月下旬頃〜11月上旬頃)
秋の阿寺渓谷はカエデやマンサクなど緑・赤・黄と彩り豊かに染まり、その美しさが一層引き立つ季節となっています。特に紅葉と清流のコントラストが美しいのが特徴で、その景色を一目みようと多くの観光客が訪れます。
今年の紅葉見頃は少し遅れており、11月初旬がタイミング的には良さそうです!最新情報はWEBで確認してみてください!

阿寺渓谷での楽しみ方、阿寺渓谷キャンプ場やレンタサイクル
阿寺渓谷キャンプ場で大自然を満喫!
阿寺渓谷の上流にあり、『阿寺ブルー』と呼ばれるエメラルドグリーンの清流を望みながらキャンプを楽しむことができます。
また、信州の名水・秘水に選定された「美顔水」も湧出しており、この水を使うことで色白美人になると言われており、観光で訪れてきた女性たちは、こぞって顔を洗うそうです!
冬期は営業をお休みしているので、詳しい営業日はホームページをご確認ください。
阿寺渓谷を楽ちんに移動したいなら電動アシスト自転車
阿寺渓谷入口から阿寺渓谷キャンプ場までの6.3kmを楽ちんに移動したいのであれば、電動アシスト自転車をレンタルすることをオススメします。特にマイカー規制がかかっているときの移動には最適です!
電動アシスト自転車 レンタル
貸出場所:阿寺渓谷第二駐車場
料金:1,000円/1時間
お問い合わせ:阿寺ブルー株式会社 090-6173-9467
夏は阿寺渓谷の浅瀬で水遊び
阿寺渓谷には入口から複数の水遊びスポットがあり、夏休みは多くの人で賑わっているそうです。
浅瀬に足だけ入るだけでも心地よく、子どもの水遊びから上級者の飛び込みまで幅広い楽しみ方ができるのがいいですよね!
一方で、天候によっては川遊びが危険です。また、水温は真夏でも低温ですので、川遊びや飛び込みの衣類や安全具に配慮しながら楽しみましょう!
絶対外せない阿寺渓谷の周辺ホテルも紹介
阿寺温泉 フォレスパ木曽あてら荘
阿寺渓谷からほど近い約1kmに位置する温泉施設です。
自然豊かな環境の中で天然温泉を楽しめることが魅力で、疲労回復やリラックス効果が期待できます。また、食事は旬のものや地元食材使った会席料理を提供しており、長野県ならではの郷土料理が食べられることも特徴です。
TAOYA木曽路
阿寺渓谷から約20分に位置する温泉リゾートホテルです。
南木曽の良質な温泉、雄大な自然と贅沢な時間が過ごせるオールインクルーシブでゆったりと過ごすことができます。
まとめ|一度は行きたい絶景!阿寺渓谷オススメの歩き方を紹介
今回は一度は行きたい絶景!阿寺渓谷オススメの歩き方を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
入口からキャンプ場まで終始エメラルドグリーンの清流を眺めることができ、これが無料で楽しむことができるので木曽地域に行かれる方には絶対行ってほしい自然観光スポットになっています!
また、混雑時期をずらせば車で阿寺渓谷を楽しむこともできるので、気軽に自然散策することができます。ただ、オススメは徒歩で渓谷内の自然音を聞きながら景観を眺めること。心も身体も浄化されること間違いなしです!
ぜひ行く際の参考になってたら嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました!
- URLをコピーしました!
- URLをコピーしました!