こんにちは!自然とサウナ大好きハルコです。
ここでは20年以上住んでいた首都圏から信州へ移住をした経緯や、日々の出来事、移住をして感じたことなどを紹介していきます。
また、移住に必要な情報や原体験を発信することで、豊かな生活を実現できることを目指しています!
今回は神秘的な原生林と苔の世界が広がる白駒池を散策した様子とおすすめのハイキングコースやアクセス情報も詳しく紹介します。
苔と原生林が美しい、白駒池とは?

白駒池とは長野県佐久穂町と小海町の境界に位置する、北八ヶ岳の広大な原生林にある湖です。
水面標高は2,115mの地点にあり、標高2,100m以上の湖としては日本最大の天然湖といわれています!
八ヶ岳連峰の一部として多くの自然愛好者や登山者に愛されており、ハイキングスポットとしても人気があります。
その理由は原生林と言われる樹齢数百年の木々に覆われており、しかも一面苔の世界も広がっている、、、
この神秘的な風景はまさに『ジブリの世界』そのもの!

また、白駒池の入口は北八ヶ岳山麓のメルヘン街道の終点にあり、駐車場から徒歩15分ほどで気軽に白駒池まで行けるのでアクセスもしやすい点も人気の理由となっています。
白駒池といえば「苔」と「原生林」
白駒池の最大の特徴は、池周辺を覆う『苔の森』

見てください!この一面苔で覆われている世界を!
この白駒池周辺の原生林は485種類の苔が生息していて、日本蘚苔類学会から 「日本の貴重なコケの森 」にも選定されているらしい

また、10ヵ所にエリアが分かれて「苔の森」に名前があり、各森には苔の情報も教えてくれています!

白駒池 基本情報
白駒池(白駒の池)
所在地:
長野県南佐久郡佐久穂町・小海町
見どころ:
シラビソ、トウヒ、ツガの原生林や林内の苔 / 高山植物(イワカガミ、コケモモ等)
気温:
最高気温(6月- 8月)約20℃/最低気温(6月- 8月)約6℃
次の章では実際に白駒池を散策する際におすすめするハイキングコースを紹介します!
初心者でも安心!白駒池のオススメハイキングコース
白駒池はハイキング初心者でも楽しめるアップダウンも少なく周回できるコースがあり、気軽に自然散策できます。
今回は初心者と中・上級者とそれぞれにオススメするコースを紹介しますね!
【初心者向け】白駒池を一周する、お気軽ハイキング

体力レベル|★☆☆☆☆
日帰り 約70分
難易度|★☆☆☆☆
歩きやすい靴と動きやすい服必須
※ ハルコの独断と偏見による評価なのはご了承ください(笑)
白駒の池駐車場から白駒池をぐるっと1周するコースです。白駒池および池周辺は遊歩道で整備されている本格的な登山装備してなくても気軽に散策できます。
駐車場目の前に白駒池入口があり、ゲートを進んでいくとすぐに苔の森が広がっていくので、初心者コースでも十分に原生林と苔の風景を堪能することができますよ!


ただし一部登り坂や雨の後だと滑りやすいので、歩きやすい靴で行くようにしましょう!
【中・上級者向け】高見石小屋までのトレッキング

体力レベル|★☆☆☆☆
日帰り 約130分
難易度|★★☆☆☆
歩きやすい靴と動きやすい服、登山装備も持参必要
※ ハルコの独断と偏見による評価なのはご了承ください(笑)
白駒池から眺めのいい高見石まで行くトレッキングコースです。時間や体力に余裕がある方にオススメで、駐車場から1時間程度の登山にはなりますが、白駒池+森を楽しみながら歩くことができます。
高見石は2,275mの位置にあり白駒池は一望ができるので、絶景を求める方!是非立ち寄ってみてください。

このゴツゴツした岩をみると、登山だー!踏破してやるー!となりますよね。
このように本格的な登山道で急坂 にもなるので、装備はしっかりしていきましょう。
高見石は高見石小屋で裏手に登ると、北アルプスや中央アルプスそして白駒池を眺めることができます。この日は天候が良くなかったので、白駒池なら見ることができました。


ご覧ください!さっきまでいた白駒池と原生林を上から一望することができます!
標高2,000m以上からみる北八ヶ岳の自然風景は、人の手が入っていない本来の自然の姿が360度広がっていて感動しました!
景色を堪能したら、高見石を白駒池方面に下っていきます。そして白駒池と苔が作り出す世界を思う存分に楽しんで、駐車場に戻りゴールです。
白駒池 ベストシーズン
白駒池は、その美しい自然と四季折々の風景が魅力のスポットであり、訪れる人々に心の安らぎとリフレッシュを提供してくれる場所です。
ここでは白駒池のベストシーズンを紹介します!
白駒池 ベストシーズン
ハイキング・登山適した時期は6月中旬〜10月下旬
雪がなく苔の森を楽しめるのは6月中旬〜10月下旬頃となっています。
冬季の11月中旬ごろ〜4月中旬頃は白駒池へ向かう道路、通称メルヘン街道が閉鎖され白駒池も該当時期は凍結するようです。
ですので、5月まではまだ雪が残っている状態ですので、ハイキングや登山に慣れていない方は雪のない時期をオススメします!
白駒池 ベストシーズン
涼しさを求めるなら7月、8月
白駒池は標高2000m以上に位置するということもあり、最高気温が25℃いかない程度と涼しく爽やかな気候で楽しむことができます。
また、多くの苔が青々とした深い緑を観察することができるのも絶好の機会です。
ただ、夏は多くの観光客で賑わう時期でもあるので、早朝に行くことをオススメします!
白駒池 ベストシーズン
一番人気! 紅葉をみるなら9月下旬〜10月中旬
白駒池のベストシーズンは9月下旬〜10月中旬頃の紅葉の秋です。
標高が高いということもあり、周辺の紅葉スポットよりも早めに紅葉を楽しむことができます。
一方で紅葉シーズンが一番混雑することもあり、週末は朝7時には既に駐車場が満車になるという情報も。もしこの時期に行くにはバスの利用も検討することをオススメします!
そして10月の見頃に行くときは気温が10℃前後とかなり寒いらしいので、防寒対策も忘れなく!
ちなみにハルコは6月初旬の平日に行ってきました!まだ夏休み前ということもあったので、駐車場は閑散としており苔の森を散策している人もまばらな状況でした。
梅雨シーズン前後は苔の見頃ということもあり、原生林にはびっしりと苔がびっしりと生えそろっていて神秘的な風景が広がっていましたよ!

ただこの日の気温は10℃前後でひんやりとしており、寒さ対策もしっかりとしてトレッキングしました。
このように自然スポットに行くときに気になるのは気温や装備の対策ですよね!次の章では、白駒池に行く際はどれくらいの装備が必要なのか、気温変化に対応する適切な服装について説明しますね。
白駒池にはどれくらいの装備が必要?寒さ対策は?
白駒池は駐車場から15分ほどで行けるので気軽に自然散策ができますが、標高2,100m以上の山の中にあるということを忘れてはいけません。
特に高見石小屋まで行く際は途中岩を登ることもあるので、ある程度の登山装備が必要になってきます。
でも正直、気温や写真をみただけでは判断しにくい部分はありますよね。今回は6月に実際行った際の白駒池周辺を散策したとき装備や、気温や登山道に対する適切な服装について紹介します。
白駒池 必要な装備
白駒池一周を散策
→「登山の服装+トレッキングシューズ」もしくは「動きやすい服装+スニーカー」でOK
+紫外線対策としての帽子や日焼け止めと虫除けスプレーは持参することもオススメします!
高見石小屋までトレッキング
→「体温調節できることを考慮した登山の服装+登山靴」
併せて以下の最低限の装備を準備しておきましょう!
・レインウェア上下
・バックパック
・水筒(1~2L程度がいい)
・ストック
・ヘッドランプ
・救急セット
・保険証
ただ登山の服や靴と言われてもどんなものかわからない!そんな方もいますよね。私も最初行く前にホームページで事前収集するのですが、初心者なのでどんな服装なのかイメージつかないことも。
ですので、適切な服装に関して詳しく紹介しますね!
白駒池 適切な服装とは?気温、足場も確認
まず服装を考える際に参考するのが天気予報。雨や強風の日は思わぬトラブルに遭遇する可能性もあるのでしっかり確認しましょう。
登山の服装 (6月〜8月の夏時期)
- アンダーウェア
汗をかいても速乾性があるものかつ肌身に一番近いウェアなので暖かいもの - 行動着
こちらも速乾性があるものが良い。かつ動きやすい伸縮性のあるもの - 手袋
気温の変動に合わせて活躍 - 防寒着
夏でも天候によっては気温が低くなるので、薄手のダウンジャケットやフリース素材の衣類がオススメ
白駒池周辺の気温は平野部と比較すると約15℃ほど低くなると言われています。いくら夏とはいえ、朝晩は10℃くらいまで下がる日もあるそうで防寒着は必須といわれています。
オススメする登山靴と足場の状況
基本的には履き慣れたものを用意しておきましょう!購入したばかりのものは事前に履き慣らしておくのがオススメ。
また、登山用のものとして底のゴムが厚く、雨にも耐えられる防水性のあるものを選びましょう。長い距離歩くので、自分の足に合ったものを購入することも大切です!
実際白駒池まで行く道は遊歩道で整備されていますが、そこから高見石小屋まではゴツゴツした岩の中歩くようになっています!


白駒池行くなら立ち寄りたい、山小屋
白駒荘

駐車場から15分、白駒池のほとりにあるが「白駒荘」で、宿泊もすることができます。写真は2018年に再建した新館となっています。

ここでは湖畔の景色を眺めながら、地元野菜を使用した白駒荘オリジナルカレーなどの食事や濃厚アイスクリームなどのスイーツを楽しむことができます。
高見石小屋

小屋の裏、高見石の眺望がオススメの「高見石小屋」。
高見石小屋のあげパンは山小屋グルメとしても人気となっているそう。森林に囲まれていることもあるので、自然の時間を満喫できるのがおすすめポイントです!
白駒池 アクセス、駐車場
最後に白駒池のアクセス方法と駐車場に関して紹介します!
白駒池 車でのアクセス方法
車で向かう方は、白駒池入口の有料駐車場を目指してみてください!白駒池は中央自動車道からも上越自動車道からもアクセスすることが可能です。
白駒池 駐車場(有料)
少し手前に麦草峠に無料駐車場がありますが、白駒池入口の有料駐車場が近くて便利です!
ただ、夏季や紅葉シーズン中は駐車場が混雑します。特に週末や連休、お盆休みは朝7時には駐車場がいっぱいになってしまうそうです!
混雑緩和のため交通規制がかかる可能性もありますので、早めに出ることをオススメします。
白駒池駐車場
営業期間:4月下旬〜11月中旬 ※営業期間中は24時間駐車可能
駐車台数:180台
トイレ:あり(協力金50円)
料金:普通車600円(0:00〜24:00の1日券)
白駒池 電車・バスでのアクセス
また、夏や秋の土日祝などの混雑日のみですが、八千穂高原スキー場駐車場から白駒池駐車場まで無料シャトルバスを運行しています。
八千穂高原スキー場駐車場まで自家用車で行く必要はありますが、無料シャトルバスで白駒池まで行くことができるので、お盆や紅葉時期に利用することをオススメします!
詳しい運行日や時刻表は各サイトよりご確認ください!
無料シャトルバス情報→白駒の池周辺の交通対策について/佐久地域振興局
まとめ|苔の森!八ヶ岳 白駒池を散策!
今回は苔の森!八ヶ岳 白駒池を散策!ハイキングコースや駐車場やアクセス情報も紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
白駒池に一歩足を踏み入れるとジブリの世界のような神秘的な世界が広がっており、その静寂な原生林と一面に生えている多種多様な苔の森に心も体も癒されること間違いなしです!
白駒池までは道も整備されていることもあり、子どもから大人まで気軽に自然を満喫することができるのでぜひ観光スポットとして行ってみてください。
一方で標高が高い地域にあるのでこの記事を見てしっかりと対策をして、存分にリフレッシュされてきてくださいね!最後までご覧いただきありがとうございました。
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