こんにちは!自然とサウナ大好きハルコです。
ここでは20年以上住んでいた首都圏から信州へ移住をした経緯や、日々の出来事、移住をして感じたことなどを紹介していきます。
また、移住に必要な情報や原体験を発信することで、豊かな生活を実現できることを目指しています!
今回は諏訪湖畔沿い、国の重要文化財にもなっている「片倉館」温泉に行ってきた感想を紹介します。
国の重要文化財 片倉館とは?

ご覧ください!ヨーロッパにありそうな洋風な建物!
ここは昭和初期に建てられた温泉保養施設の「片倉館」です。
片倉館は明治初めに製紙業を起こしシルク・エンペラーと呼ばれていた片倉財閥が、地域住民のために作られた温泉施設です。片倉財閥の2代目である片倉兼太郎が欧米施設旅行で健康福祉施設の充実ぶりに感銘を受け、「諏訪にも同様な施設を」と社交・娯楽・文化向上を目的として片倉館が建設されたそうです。
その歴史的な価値が評価され、浴場、会館、渡り廊下の3棟が国の重要文化財に指定されています。
片倉館の建物は、昭和初期の温泉としては珍しい純正洋風の外観を持ちながらヨーロッパのいずれの世代・洋式地域性にも属してないことが特徴です。
塔や屋根は直線を活かし、ゴシック風に想いはせながら、窓やレリーフその他細部にはヨーロッパの様式が巧みに取り入れられており、様式にとらわれない親しみやすさを作り上げているそうです。

千人風呂 片倉館にいってきた!

今回は片倉館の温泉、千人風呂に行ってきました!

さすが国の重要文化財にもなっているということもあり、入り口から立派な雰囲気がありますよね。
片倉館の温泉は男女ともに広さ・デザインが同一で、大理石造りになっています。
千人風呂というのは100人が一度に入浴できる広さのことを指しているのでしょう。また、深さは1.1mほどで底には石が敷き詰められており、浴槽内を歩くと心地よい刺激が感じられます!
ですので、浴槽内は座ってゆっくりするというよりかは、皆さん敷き詰められている石を歩いて感じながら温泉を楽しむのが片倉館ならでは!と思いました。

また、浴槽内はステンドグラスや彫刻など多くの装飾が施されていますので、温泉に入りながら美術分野も楽しめちゃうんです!
威厳ある片倉館の温泉は歴史的価値を感じながらもリフレッシュできる、唯一無二の温泉地でした!
片倉館 千人風呂 案内 | |
入浴料 | 大人750円、小人450円 |
営業時間 | 10:00~20:00(最終受付 19:30) |
休館日 | 第2・第4火曜日 |
備品 | リンスインシャンプー、ボディソープ、ヘヤードライヤー有り |
まとめ|片倉館の温泉
今回は諏訪湖畔沿い、国の重要文化財にもなっている「片倉館」温泉に浸かってきた感想を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
心身ともにリフレッシュされる温泉としての役割を果たしながらも、90年の年月が過ぎた現在も価値のある存在であることで諏訪のシンボル、人々の憩いの場として多くの人に愛されている場所でした。
諏訪を訪れた方はぜひ訪れてみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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