こんにちは!自然とサウナ大好きハルコです。
ここでは20年以上住んでいた首都圏から信州へ移住をした経緯や、日々の出来事、移住をして感じたことなどを紹介していきます。
また、移住に必要な情報や原体験を発信することで、豊かな生活を実現できることを目指しています!
今回は移住経験者が実際にかかった移住費用内訳についてと安く済ませる方法に関して、徹底解説していきます。
移住にはどのような費用がかかる?

生活拠点が変わるということは住まいにかかる費用や引越し費用など、まとまった資金が必要になります。移住するにはいくら資金を用意しておくべきなのか、意外と知られてないものです。
実際に移住にかかった費用をリアル公開するとともに少しでも移住費用を安く抑える秘訣を教えちゃいます!
まず初めに、地方移住する際にそもそもどのような費用がかかるのか?主に4つの項目があります。
- 引越し費用
- 住まい費用
- 引越しまでの下見費用
- 家具、家電その他費用
- 引越し費用
基本的には引越業者に支払う費用のことを指します。
移住先までの距離や荷物量にも異なりますが、一般的に単身者で80,000〜10,000円程度、繁忙時期である3月末から4月初旬あれば120,000〜180,000円程度かかることもあります。(参照:引越し価格ガイド)
引っ越し時期や業者によって費用は大きく変動するため、詳しい費用は業者に見積もり依頼して確認しましょう。
- 住まい費用
単身が支払う住まいの費用は家賃によっても異なってきますが、一般的に家賃4~6か月分が必要になると言われています。
住まい初期費用でかかる項目としては、敷金、礼金、前家賃、仲介手数料、管理費・共益費、賃貸保証料、、鍵交換費火災保険料、消毒料があります。
実際に移住した際にかかった費用に関しては詳しく説明しますが、多めに見積もって資金を作っておくことが重要かもしれません。
- 引越しまでの下見費用
地方移住を検討している際には、必ず下見をすることをオススメします。
実際に足を運んで立地や環境、利便性などみておくことで、移住後のギャップが少なくなります。また、移住前には居住地の決定や仮契約などが必要になり、何度か地域に訪れることになります。
移住に推進している地方自治体はお試し移住制度や移住体験ツアーコンテンツがあり、助成金が受けられる場合があるため、ホームページを確認したり問い合わせてみたりしましょう!
- 自動車、家具・家電その他費用
移住する地域によっては自動車が必要不可欠になりますので、移住をきっかけに自動車を購入することも検討することになります。
仮に自動車を購入する場合、税金や保険料なども含めると中古車であってもおおよそ100万円〜200万円程度、併せて車検費用やガソリン代、駐車場代、メンテナンス費用などの維持費も必要です。
その他、移住にあたり新たに家具・家電その他揃える場合もあります。
意外とかかる⁉︎ 移住して変わる支出とは?

地方移住してそこを拠点に生活していくには、住むまでにかかる費用だけでなく住んでからかかる費用も想定しておかなければなりません。
移住先によって支出が安くなる分野もあれば、一方で大きく支出が変わるものも、、、。
ここでは移住して変わるであろう支出4項目を説明していきます!
- 家賃
- 光熱費
- 車諸費用
- 飲食費
- 家賃
長野問わず地方に言えることかもしれませんが、東京都比べて間取り広いのに家賃が格安です!
現在、長野県内で住んでいるアパートは1Kで5.5万円!!しかもひとり暮らしなのに12畳という広さです。東京に住んでいた頃はワンルーム6畳で7万円で住んでいたので、かなり安く快適に住めています!
- 光熱費
地域の気候によって異なりますが、移住後の方が光熱費がかかっている現状です!
私が住んでいる長野の冬はとにかく寒い!電気やガス料金以外にも暖房用の灯油台もかかってきます。そのため冬季は光熱費が毎月2万円弱かかることも。
節約しづらい部分だからこそ、移住地域の判断材料として重要かもしれません。
- 車諸費用
長野に移住して一番費用がかかっているのは車諸費用。
どうしても地方全体に言えることですが、車社会なので車を持つことは必須。
ただ、車を持つということは本当にお金がかかるんですよね。月にかかるガソリン代や駐車場代、その他にも車の保険や車検代もかかってきます。車検のタイミングのときは年間約40万円は最低でもかかりそうなので、どの項目よりも大きな出費ですよね。
- 飲食費
産地直送の新鮮な食材、採れたての山菜、フルーツがたくさん食べれる長野県。かつ割安なので、食費はかなり浮いています。
さらに、いい意味で飲食店が少ないのであまり外食する機会もなくなった今日この頃。ときには月3万円くらい飲食費がかかっていましたが、今は1万円もいかず三分の一にまで減っています。
実際に移住にかかった費用を大公開!

ここまで移住までにかかる費用と移住してからかかる費用を紹介しましたが、果たして移住にかかった実際の費用が気になりますよね!
今回はハルコが移住した際のリアル移住費用を大公開しちゃいます!
東京から長野に単身移住(6月) | |
賃貸保証金 | 9.8万円 |
礼金 | 0万円 |
家賃+共益費(1.5ヶ月分) | 7.5万円 |
共済会保証料 | 2.8万円 |
月額保証料 | 0.3万円 |
火災保険料 | 0.2万円 |
契約手数料 | 2.7万円 |
引越し | 6.9万円 |
インターネット開設 | 2.9万円 |
下見+レンタカー代 | 3.7万円 |
家具・家電 | 8.9万円 |
日用品 | 0.4万円 |
車関連費 | 10.4万円 |
証明書発行費など | 0.3万円 |
総支出 | 56.8万円 |
移住後のもしもの時に備えて月3ヶ月程度の貯蓄も必要となると、100万円以上必要になる計算に!
移住するにあたり資金面でうまくやっていけるか正直不安ですよね。しかし、移住成功のカギは移住目的と同じくらい『お金』が重要になってきます。
収入と貯蓄のバランスをみつつ、移住準備を進めていかなければなりません。次の章では少しでも移住の初期費用を抑える方法について紹介します!
移住費用抑える方法とは?

- 引越しのタイミング
- 荷物を減らし、自らで引越し対応する
- 地域や物件選びに注意する
- 自動車は中古を選択する
- 引越しのタイミング
入学や引越し時期が重なる3月〜4月は特に繁忙時期で、料金も普段より数万円ほど高くなることも。
移住する際は余裕もったスケジュールを組み、できれば繁忙時期を避けて設定しましょう!
- 荷物を減らし、自らで引越し対応する
引越しの荷物が増えるほど、トラックの大きさや数が変わるため費用にも大きく関わっていきます。大きい家具がないだけでも、数万円安くなることも。できる限り荷物を減らして引越しすることをオススメします!
また、単身の場合で荷物が最小限の場合は自らハイエースを借りて引越しするのも策としてあります。
そもそも引越し業者を雇うと距離で一定の金額はかかりますので、家族や友人がサポートしてくれるのであれば自ら引越し対応するとかなり金額は安くなります。
- 地域や物件選びに注意する
首都圏に比べて家賃は安いですが、光熱費が倍近く増えることもあります。また、物件によってガス会社が限られていたり、家賃の月額保証料等もかかってきたりと意外と固定費が高くなることもあります。
もちろん移住先でトラブルないように暮らしたいですが、削減でききる費用はしっかり見極めましょう!
- 自動車は中古を選択する
移住するまでそして移住後も、一番お金がかかる自動車諸経費。私の場合、100万以上かかりました!
まずは中古車で生活していく方法をオススメします!
移住を安く済ませる方法!移住支援の活用

ここまで地方移住の際に実際にかかった費用と項目について紹介してきましたが、少しでも安く済ませたいですよね!
この章では経済的に余裕がでるような、おすすめの助成金について紹介します。
- 移住支援金
- 自治体が用意する支援制度
- 移住支援金
内閣府が推進している事業であり、東京23区に在住しているもしくは通勤をしている方が、地方移住先で起業や就業等を行う方に、都道府県や市町村が共同で支給する制度のことを指します。
各地方公共団体が主体となっているため、それぞれによって条件や支給額が変わってきます。
対象となる自治体は内閣府の「地方創生」特設サイト内でみれますので、詳しく知りたい人はご確認ください!
- 自治体が用意する支援制度
先ほど説明した移住支援金とは、国と地方自治体が共同で支援を組んでいることに対して、独自で自治体が用意している支援制度もあります。
住宅支援や就業に関する支援の他、結婚・出産・子育てに関する支援などがあり、自治体によって支援する内容が異なってきます。
もし既に移住先の候補がある方はその自治体での支援制度がないか調べてみることをオススメします!
まとめ|地方移住はどれくらいお金がかかる?
今回は地方移住はどれくらいお金がかかる?初期費用の徹底解説と安くなる方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
移住成功のカギのひとつは、費用面で想定外がないようにすること。
移住をして資金面でうまくやっていけるかは、収入と支出のバランスがしっかり取れて生活していけるかです。移住をしていく上での目的やライフプランも重要ですが、その生活を実現するためにも移住後の収支をしっかり見極め、資金を準備しておきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!